教員が便利グッズを持っていると、仕事を効率化でき、時短やモチベーションアップに繋がります。
この記事では、教員におすすめの便利グッズをご紹介します。
元教員の私が実際に使っていたものや同僚が使っていたものをご紹介しますので、気になるものがあればぜひお試しください。
便利グッズ:授業編
まずは授業で使える便利グッズをご紹介します。
授業で便利グッズを使うことで、より良い授業を展開できるだけでなく、子どものモチベーションもアップします。
指し棒・レーザーポインター
黒板やプロジェクターを使って授業を行う際には、指し棒やレーザーポインターが便利です。
指し棒やレーザーポインターを使って授業を行うと、解説するポイントを示しながら説明できます。特にレーザーポインターは光が届く範囲であれば指し示すことが可能です。
また、文字や図が隠れることもありません。
ただ、指し棒を手の届く場所に置いていれば、危険な道具になってしまいます。
レーザーポインターは、目に入ると網膜の細胞を破壊する力を持っています。
この2つを使う時は授業中だけと決めておき、その他の時間には生徒が触れないように気をつけましょう。
◯✕ピンポンブー
◯✕ピンポンブーは正解のときに「ピンポン」、間違いのときに「ブー」と鳴らせるグッズです。
この◯✕ピンポンブーがあることで、生徒が授業に食いついてくれるようになります。
また、授業の雰囲気も明るくなり、積極的に授業に参加してくれる生徒が増えます。
ただ、小学校低学年の子の中には授業よりも◯✕ピンポンブーにばかり意識が向いてしまい授業を妨害する子がいたり、高校生にとっては幼稚に感じる場合があるため、学年に応じて使用することが望ましいでしょう。
チョークホルダー
教員は手やズボンのポケットのあたりが、チョークまみれになることがよくありますよね。
そんな悩みを解消してくれるのがチョークホルダーです。
チョークホルダーを付けることでチョークを直接持たずに書くことができ、いちいち手を洗いに行く必要がなくなります。
また、短くなったチョークを使いやすくもしてくれるため、教員のストレスを軽減してくれます。
大きなデジタルタイマー
教員にとってタイマーは必須とも言えますが、大きなタイマーにするとかなり便利です。
一般的なタイマーを黒板につけても後ろの座席からは時間が見えにくいですよね。
しかし、数字が大きく表示されるタイマーなら生徒が全員自分で時間を確認することができます。
ただ費用は高めなので、タブレットなどのストップウォッチアプリをディスプレイに表示するなどして代用することも良いでしょう。
ミニホワイトボード
100均で売っているようなミニホワイトボードは、話し合い活動などの際に便利です。
ミニホワイトボードを1班ずつ配っておくことで、話し合いを視覚化できます。
また、発表の際にそのまま活用もできるので、生徒の話し合い活動が活発になります。
生徒たちが自由に使えるようにしておくと、上手に活用するようになるでしょう。
便利グッズ:教室編
次に、教室で使える便利グッズをご紹介します。
教室の雰囲気を良くするのでぜひチェックしてみてください。
卓上ベル
レストランに置いてあるような卓上ベルは、教室で話を聞いてほしいときに便利です。
他にも、話し合い活動の終わりの合図としても使えます。
この卓上ベルがあると、教員が大きな声を出す必要がなくなります。
また、「静かにしてください!」といったネガティブな言葉を使わずに静かにしてもらえることもメリットの1つです。
取っ手付きのかご
取っ手付きのかごがあれば、授業の用具を楽にまとめて運べます。
特に、折りたたみ式のかごを選べば、使わないときにも邪魔になりません。
いつも荷物が多くなる教員の方におすすめです。
スタンプやシール
生徒が喜ぶご褒美のスタンプやシールも用意しておくと良いでしょう。
ノート点検やプリントチェックの際にスタンプやシールを添えるだけで子どもたちは喜びます。
また、自分のお気に入りのスタンプやシールを使うと、教員のモチベーションもアップします。
学校によく出入りしている教材屋さんから簡単に購入することができますよ。
マグネット
マグネットは教室に必須で置いておくべきです。
子どもたちに見せる写真や資料を黒板に貼る際にはマグネットが必要です。
ただ、100均で購入したマグネットはおすすめできません。
100均のマグネットは磁力が弱いため、紙が厚いと効果が発揮されずに困ってしまいます。
おすすめは両面でくっつけるマグネットです。
カレンダーホワイトボード
カレンダーホワイトボードがあればクラス全体で1ヶ月の見通しを持てます。
もちろん一般的なカレンダーでも良いかと思いますが、それでは毎年購入しなくてはいけません。
ホワイトボードだと毎年書き変えるだけで使えるのでおすすめです。
また、このカレンダーホワイトボードを生徒も書けるようにしておくとより効率的に働けます。
運動会や定期テストなど、生徒にとって重要な行事を生徒自身に書いてもらうことで、教員が書く時間を省略でき、さらに生徒自身でスケジュールを管理しやすくなります。
便利グッズ:職員室編
職員室には効率的に働けるグッズを置きましょう。
ただ物が多くなると職員室の机が溢れてしまい逆効果になるので、自分が必要だと感じる物だけを厳選してください。
長いハサミ
長いハサミはA4用紙の横幅を一発で切れます。
ハサミで切る時間は意外に時間がかかりますよね。
この長いハサミがあると、その時間を短縮することができます。
印鑑ホルダー
学校現場は未だに印鑑文化が浸透しています。
印鑑を取り、朱肉に付け、印鑑を押すという作業は意外に時間がかかります。
印鑑ホルダーは自動でインクが付くので効率的に印鑑を押すことができます。
学期末などに役立つでしょう。
バインダー
教員にとってバインダーは常に身近なところに置いておくべきグッズです。
集会や行事、他の教員の研究授業、打ち合わせなどあらゆる場面で活躍してくれます。
多くの学校では備品として置いてありますが大抵古いものなので、自分のバインダーを持っておくことがおすすめです。
ポケットの多いものや二つ折りのものなど機能性に優れたバインダーを持っておくことで効率的に働けるようになり、仕事へのモチベーションもアップします。
コーナーカッター
教員はラミネートをする機会が多くありますが、角が立っていて生徒には危ないです。
コーナーカッターはそんなラミネートの角を丸くするグッズです。
コーナーカッターがあると、生徒がラミネートされたものを触った際の怪我を防ぐことができます。
生徒が触る可能性のあるものは全て事前に対策しておきましょう。
名刺
「教員に名刺は必要ない」とよく言われますが、教員にも名刺があると便利です。
学校現場で名刺を使うことはありませんが、他の業種の方と関わる際に使えます。
外部業者とのやり取りや引率先のスタッフなどに名刺を渡しておくと連絡が取りやすくなるでしょう。
また、名刺を渡すことはマナーだと考える方も多いので、常備しておくことをおすすめします。
便利グッズ:ICT機器編
最後に教員が持っておくと便利なICT機器をご紹介します。ICT機器を活用できると、より効率的に働くことが可能です。
タブレット
タブレットは授業中に役立つ便利グッズです。
教室で調べものをしたり、テレビに繋いで資料を提示したりできます。
また、スピーカーをつなげることで音声を流すことも可能です。
教室にスマホを持ち込むことはNGですが、タブレットなら問題ないので1台持っていると役立つでしょう。
無線マウス
職員室の机上にはコードが多く、気づいたらごちゃごちゃになっていることがありますよね。
マウスを無線マウスにすることで、机上がスッキリして少しストレスが解消されます。
また、学校のマウスだとなかなか反応しなくて困っている方にもおすすめです。
性能の高いマウスを買い、ストレスなくパソコン作業を行いましょう。
ポータブルスピーカー
授業で音声を流す際にスピーカーがあると便利です。
授業以外にも、給食中や掃除中、帰りの支度の際などに音楽を流すことで生徒たちは明るく楽しむようになるなど様々な活用方法があります。
またポータブルスピーカーにすると、簡単に持ち運びができます。
音質もかなり良いものが多いのでおすすめです。
デジカメ
デジカメも自分で持っておくと便利です。
多くの学校では貸出可能となっていますが、好きなときに撮影できる方が良いでしょう。
デジカメがあれば、行事ごとの記念に写真を撮って生徒たちの思い出を残すことができます。
また、授業の記録や振り返りにも役立ちます。
マルチディスプレイ
マルチディスプレイを持っているとパソコンの画面を2つにできるので、効率的に働くことが可能です。
なんと言ってもスキャンしておいた指導要領を見ながら指導案を書くことができるようになることがかなりストレスを軽減させてくれます。
費用はかなり高いですが、複数の画面をよく使い、画面の切り替えが面倒だと感じている方におすすめです。
便利グッズを使って効率的に働こう!
教員向けの便利グッズをご紹介しました。
教員は仕事量が多く、悩んでいる方は多いでしょう。
そのため、一つの作業を効率的に進める必要があります。
便利グッズは作業を効率的に進めるだけでなく、ストレスを軽減させてくれます。
しかし、便利グッズをたくさん持っていても逆に身の回りが物で溢れてしまい、逆効果です。
今回ご紹介した便利グッズの中でも、自分に合っている物を選んで活用してみてください。
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